居る

2008年10月5日 恋愛
秋晴れどころか、ぎらぎらまぶしい日差しの中を恋人と歩く。

海沿いの太陽は容赦なく、それでも風には秋がまじっていて、芝生の緑と空の青にくらくらする。
恋人が上着を脱いで缶コーヒーを飲んでいる。
日陰のベンチに座って、観覧車に乗って高い高いところまで行く。

まだ外にいたいなーと思いながら、日なたと恋人の甘いにおいに溶けそうになって、今すぐあの部屋に帰って一緒にねむりたいなんて考えてしまう。

記念日の翌日。素敵で、良い日。



あの日、終わりなんて考えてなかった。
でもこんなに続くとも予想していなかった。
ただぼんやりと、これからこうしてこの人の隣にいるのだろうと思っていた。
あのおまつりの寒い日。初めて「恋人同士」になってデートした日。
手をつないだら無敵になったような気がした。


「イズミなら乗り越えられる」
そう思ってくれるのは嬉しい。弱い私なんて私だけが知っていればいい。
あなたがいてくれることで強くなれるのだもの。



なんだって怖くないから、隣で見てて。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索