土曜の夜に

2010年1月16日 恋愛
はたしてこれが恋なのかしらむなどと考えていたら、彼がうっかり風邪を召してここ数日実家に帰っているので、道すがらものかげでこそこそ接吻するくらいに留めている。体が、足りない、とさけんでいる。

とは言え一緒にいるときの、彼のあのあまあまな視線、私がそれに気づいてちらと彼をみた瞬間の彼のやさしい顔がふつふつと心に残る。思い出しては胸が痛む。彼が今ここにいないことがにくらしく、でも同時に心強くもある。物理的にははなれていても、しっかりと彼が私に根付いていることが。

私も彼も今日も明日も仕事。来週はやっと休みを合わせられる。
それまでに体がよくなければいちゃいちゃしません、と宣言したので、おそらく必死になって床につくであろう彼を思う。

ただただ、垂れ流しのように、彼への気持があふれでてとまらない。






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