浴衣の袖のあたりから

離乳食ダメだった。初日は不思議そうな顔で口に入れたけど、翌日以降はダメ。10 倍粥をさらに液状に近づけて作り直したり、抱っこして口に運んだり、目の前で私が食べておいしいなーとかやってみたりしたけど、今日はスプーンを見ただけでのけぞって拒否した。
今まで母乳でもミルクでもどっちでも良さそうだったから、量さえあれば特に執着ないのかなと思っていたけど、離乳食の後は大泣きしながら乳に食らいついていて、こんなにパイっ子だったとは…と驚いた。授乳のときは絶対に母乳あげてたし、そんなもんなのかな。

体格も発育もよさそうで（５か月になる前に歯が生えてきたり）、睡眠以外ではつまづいたことがなかったから、なんとなく大丈夫かなと思ってたけど、ダメなもんはダメだね。
加えて今、寝返りからずりばいの過程の途中で、自分が進みたい方向に進めないからか、すぐにぎゃんぎゃん泣く。仰向けにひっくり返してもすぐにうつ伏せになって、自分でおもちゃをパーンと弾いて、取れないよー！と。
離乳食とそれのダブル不機嫌で私もくたくたになり、月曜から５日間耐えたけど限界を迎えてしまった。またファミレスです。恒例になりつつある。

離乳食はトラウマにでもなったら嫌だから中断しようと思う。腰が据わって一人で座れるようになったらまた始めようかなと。

昨日までは本当に、泣き声で落ち込むし夫にイライラするしでやばいなと思ったけど、こうして子どもと離れると冷静になれる。本当に一人で育児はできないのだ。そのことをもっと世の中に広めないといけないよな。

あと、義実家から荷物が届いて、義母と電話で話しているとき、離乳食全然ダメだったわーと軽く言ったら、「まあ最初はそんなもん。ゆっくりやったらいいよ」と言われたのも大きい。実母だったら、こうしたらいいんじゃない？あれはしたの？お母さんはこうしたけどー、とか絶対言ってくる＝地雷を踏みに来る。
しかも義母、「今日は◯◯（夫）は休み？じゃあちょっとほっとするね」とも言ってくれた。ああー。おかあさん。

とにかくちょっと休みながら、ひとつずつやろう。


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振り返り。

去年の今頃はつわりの真っ最中だったな。
まだ陽性としか判明していない頃に友人の結婚式があって、言えない時期だけど酒が飲めないこの難局をどう乗り越えたらいいのか…と途方に暮れ、とにかく体調が悪いけど新郎には内緒ね！！でゴリ押ししたんだった。

食べづわりだったけど、食べられるものも限られていた。私はとにかく温かいものがダメで、冷やしたら食べられる。コンビニのおにぎりにはよくお世話になった。
匂いがダメだったのは洗剤、香水、整髪料。通勤の電車と、風呂上がりの夫には殺意を抱いたなあ。
７月中旬くらいに一度楽になって、あれ？もしかして終わった？と思ったらものすごいやつが来て、会社の個室のトイレから出られなくなり、早退してそれから３日間休んだ。とにかく脱水はまずいと思って、横になりながらストローでポカリを吸っていた魔の３日間…。

本当に大変な人からしたら軽いほうだったと思うけど、これまで健康に生きてきた私にとっては相当しんどかった。夫の体調不良とか、自己管理なってねーなと思ってあんまり優しくできなかったけど、体弱い人って大変なんだな…と勉強になったよ。そしてもっと優しくなろうと。

まあでもその後の出産はもっと大変だったし、さらにその後の育児はそれよりもっと大変だけどね！
世の中のお父さんお母さん、お疲れさまです。