とっくに気付いてたことだけど、私は満足な子供時代を送ってこなかったと、育児しながらつくづく思う。家庭の事情はそこまで悪くない、むしろ同じ状況の子供からしたら恵まれていたんだろうけど、それが逆に仇となったことも否めない。自分はみんなに助けられている、不幸だなんて思っちゃいけない。
それこそが子供にとって良くないことなんだね。

自分が産んだ子には、絶対に愛情を出し惜しみしない。いまのところ、子どもは私が自分を愛していることを疑っていないように見える。どうして自分をかまわないんだ、自分より大事なものなんてこの世にないだろうとでも言いたげな顔をする。ほんとうにいとしいその表情を、私はときおりうらやましく思う。

また夫と派手にやらかして、まあすべてはPMSと一歳半健診の不安からなんだけど、涙が止まらなくて、やる気も出なくて。すべてを包み込んでくれるなんて他人には無理だよってわかっていつつも、不十分な子供だった私は期待してしまう。

子どもの寝息と暗闇とともにある。朝が来るのが怖い。

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